【ダンダダン7話レビュー】涙腺崩壊必至!「優しい世界へ」感想

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はじめに

みなさんこんにちは!ゆうとんです!
今回はアニメ『ダンダダン』第5話を見た感想をお届けします。
ネタバレを含みますので、まだ見ていない方はご注意ください〜!

作品紹介

『ダンダダン』は、幽霊を信じる女子高生モモと、宇宙人を信じるオカルトマニアのオカルンを中心に描かれる物語です。
お互いの信じるものを否定し合った2人が、それぞれ幽霊スポットとUFOスポットへ向かうことになり、そこで思いもよらない怪異に遭遇していきます。
オカルト×SF×ラブコメという異色の組み合わせが魅力の作品です!

第7話あらすじ

モモとオカルンは激闘の末、ついにアイラからアクロバティックさらさらを引き離すことに成功。だが、妖怪に食われた影響でアイラは命を落としてしまっていた…。絶体絶命の中、アクロバティックさらさらが思いもよらない提案を持ちかけてくる――。

感想

過去

7話はね、もう最初から「え、誰?」ってなるシーンから始まるのよ。
知らない女の人が必死に走ってて、何かを探してる。手を伸ばして何かを取ろうとする…誰視点??ってなった瞬間に場面が戻って「アクロバティックさらさら(以下アクサラ)」視点に切り替わる。あぁこれ、アクサラの過去やん!って一瞬でわかる見せ方がめちゃくちゃうまい。こういう演出ほんと痺れる。

再び戦闘

で、現在に戻ってアクサラがアイラを奪われてブチギレ。
モモとオカルンは必死に逃げながらアイラを守ろうとするけど、アクサラが迫ってきて「もう無理やん!」って思った瞬間、モモの作戦が発動。燃えた髪の毛が絡まってアクサラが動けなくなる!なるほど〜って思ったのも束の間、柱ごとぶち壊して再び襲ってくるアクサラ。迫力えぐい。

そこでモモが「オカルン、ぶっ飛ばして!」って言うんだけど、オカルンが「え、ぶっ飛ばすってどうやるんですか」って困惑してんのがオカルンらしくて好き。で、次の瞬間まさかの頭突き!!!いや、パンチとかキックじゃなくて頭突き!?って爆笑。シリアスな場面なのにギャグをねじ込んでくるこのテンポ感、最高。

オーラを繋ぐ

オカルンの頭突きでアクサラを撃退して、アイラから金玉を取り返せた!と思ったらターボババアから衝撃の一言。「こいつ、死んでるぜ」
……え?死んでる???マジで???
ここで一気に笑いから絶望に突き落とされる感じ、心臓がギュッてなる。モモとオカルンが必死に蘇生を試みるけど、ターボババアは「無理だ」みたいなテンションで完全に諦めモード。

でもここでアクサラが立ち上がって「オーラをあげてアイラを生き返らせる」って言い出すのよ。いやいや信用できるか!ってなるモモとオカルンやけど、仕方なくアクサラの言葉を信じてオーラを繋ぐ。
そこで始まるアクサラの過去。

母と娘の過去

これがもう、しんどい…。
アクサラは元々一人の母親やったんよ。シングルマザーで(お父さんがいる描写がなかったので…)、娘を育てるために仕事を掛け持ちしながら必死に生活してて。バレエをやってる娘のために衣装を買ってあげるんだけど、それが今のアクサラの衣装とリンクしてて「あぁ…」って胸が痛くなる。子供の笑顔のために必死に頑張る母親像がリアルすぎて、もう涙腺が…。

でもそこに借金取りっぽい連中が押しかけて、家がめちゃくちゃにされる。娘を守ろうとしてボロボロになって、それでも娘を追いかけるんだけど、結局連れ去られてしまう。
冒頭で走ってたシーン、ここで繋がるんよ。「あぁ、最初の走ってたのはこのお母さんやったんや…」って気づいた瞬間、涙止まらん。
雨の中必死に追いかけるけど追いつけなくて、最後は屋上でバレエを踊りながら転落する…。夜景と星空がきれいなのに、落ちていく瞬間に光が走って「終わった」って伝わる演出があまりにも儚くて、胸が締めつけられた。

その後、霊になったお母さんが幼いアイラに「お母さん」って呼ばれて勘違いしてしまい、そこからアイラに執着する存在になった…つまりこれがアクサラの正体だったんだよね。
アイラにとっては「悪霊に憑かれてる」って感じだったけど、アクサラからしたら「娘を守らなきゃ」って気持ちからエスカレートして悪霊になっちゃったんかな。と思いました。

優しい世界へ

そして、ついにアイラが息を吹き返す。涙を流すモモ、崩れていくアクサラ。未練を抱えたまま消えていくアクサラに、アイラが走り寄って抱きしめる。「宇宙で一番愛してる」って言葉、これはズルい。もう大号泣。
これでアイラにとってアクサラは悪霊じゃなくなったんよね。
ラストにアイラが「どうか彼女たちを傷つけない、優しい世界へ」って願うシーンで完全に心を持っていかれた。

今回はギャグと泣きのバランスが神すぎた。オカルンの頭突きで笑ってたのに、数分後にはボロ泣きしてる自分がいた。アクサラの過去もアイラの涙も、見てて胸が苦しくなるけど、同時に「この作品ほんとすごい」って思わせてくれる回だった。

まとめ

  • アクサラの過去が壮絶すぎて胸が締め付けられる
  • シングルマザーの苦悩と娘への愛情が妖怪の原点だった
  • 幼少期アイラの姿が健気で切なすぎる
  • 「母を失った娘」と「娘を失った母」の物語が交錯する構成が秀逸
  • ラストの「宇宙で一番愛してる」で号泣必至

第7話はホラーでもバトルでもなく、“母と娘の愛”を真正面から描いた神回でした。
見てからしばらく気持ち落ち込んだ…。

次回、生き返ったアイラがどう絡んで来るのか!!

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